BLUE MAN


BLUE MAN GROUP WORLD TOUR IN JAPAN|ブルーマングループ ワールドツアー IN JAPAN 公式サイト

かなり楽しかった。


基本は3人の男(ブルーマン)が音と光を駆使しながらのパフォーマンスを見せてくれる舞台。
サイトやポスターの印象からするとちょっとクールなヤツらという風だったけれど、これが予想を裏切って異常に笑えた。かなりコメディタッチであり最初から前のめりに惹きつけられる。体を張ったギャグであったり、しょーもないジョークだったりと全体としてセンスにあふれている。

主役の3人がパイプ管やドラムなど手作り系の打楽器でリズムをつくり、バックのギター・ドラムなどがさらにそのサウンドを増幅させる。ホール自体が小さいので迫力ある音が聴ける。

観客にコールや手拍子を要求したり(無理強いではなく楽しくなるような)、あるいは演者が観客席まで降りてきてふれあったり、時にはステージまで引っ張り出されたり・・・ 観客参加型のステージとして飽きることは全くなかった。

秀逸だったのが、途中入場の観客の扱いであった。100分のステージで休憩がなく本来であれば遅刻者の入場する機会がなかったのだが、そこはうまく笑いと参加意識をうまく用いている。ネタバレするのはおもしろくないだろうから、一度遅刻していってみるのがよいであろう。きっと衆目を浴びる快感ともう決して遅刻をすまいと心に誓うかのどちらかになるだろう。


ということで、みんなも行ってみるといいよ、BLUE MAN。@六本木・テレ朝とTSUTAYAの向かいデス。